【スコッチバー ジョン・オグローツ 20周年記念】マノックモア2008 12年 700ml 53%

埼玉県の草加は、日光街道の第二の宿駅で、松尾芭蕉の「おくのほそ道」にも、この地名が登場します。現在では複数の鉄道路線が相互直通運転を開始し、都心への利便性が格段に向上しています。その草加の地で2001年にスコッチバーをオープンした『ジョン・オグローツ』が、今年20周年を迎えました。

オーナーバーテンダーの鈴木勝二氏は、ウイスキー文化研究所が認定する「マスター・オブ・ウイスキー」を取得した逸材です。大学時代に徒歩で英国・グレートブリテン島を縦断。ゴールとなったスコットランド最北の村の名が店名の由来。店内に取り揃えられたウイスキーは1,000本以上。鈴木氏のキャリア然り、店の在りようについても然り、ウイスキーへの情熱の深さを感じさせるプロフェッショナルとして各方面で活躍中です。
そんな鈴木氏が、20周年を記念してボトリングしたこの1本を試さずにはいられません。

【テイスティングノート 鈴木 勝二】
<アロマ>
温州みかん、カンロ飴、マーマレード、ハニーナッツ、道端のタンポポと犬ふぐり。フルーティーで温かみがある。
<フレーバー>
ザラメ、尖ったメープル、ザクロ、オレンジピール、ミントキャンディー。粗削りだが複雑。酒質と樽感の際どいバランス。

  • 15,840円(本体14,400円、税1,440円)