カルバドス ドメーヌ ゴンティエ 45年 デキャンタ / 700ml 47.8%

カルバドスはもともとノルマンディー地方の地酒であり、農民たちが自家消費用として作られているものでした。彼らにとってリンゴは食生活に不可欠なもので、普段の食用とするだけでなく、ジュースやシードルなどの飲み物にしたり、蒸留してカルバドスを作ったりしていたのです。

現在日本に輸入されているカルバドスのほとんどは専業メーカーによるものですが、このカルバドスはノルマンディー地方の西部、コタンタンの中心地で40年以上もカルバドスを作り続けてきたビクトル・ゴンティエ氏の手によるものです。
生産量もごくわずか、これだけ長期に熟成された古酒がまだ現代に残っているということ、ほとんど奇跡的なことと言っていいでしょう。

1972年当時の圧搾機や年代物の器具を使って作られたこのボトル、カルバドス本来の素朴な味わいが大きな特徴です。45年もの長期熟成を耐え抜きながら47.8%というしっかりしたアルコール度数を保っており、これぞノルマンディーの風土が感じられる農民の酒ではないでしょうか。

この価格で手に入る極上の一滴、カルバドスの持つポテンシャルの凄さを体感できる極めつきの1本です。
  • 39,160円(本体35,600円、税3,560円)