グレンキンチー 27年 スペシャルリリース 2023 / 700ml 58.3%

〜ブランド史上最長熟成期間〜
ディアジオのモルトマスターは中国王朝の見事な磁器からインスピレーションを得て、精巧で優美な性質を反映した、グレンキンチーの蒸留所からのボトリングとしては最長熟の1本を造り上げました。
長期熟成にしては、珍しくはっきりとした個性をもち、春の朝のような爽やかで心地良く、贅沢なフローラルなアロマと甘いフレーバーが感じられます。
職人が途方もない時間をかけて王朝の貴重な花器を作ったように、この希少なウイスキーは27年をかけてゆっくりと熟成し、贅沢なフローラル系フレーバーの王朝的な洗練された表現を実現しました。

テイスティングノート:
〈色味〉
深みのあるゴールド。

〈香り〉
メロウで驚くほどダイレクトなノーズで、同時に軽い花や草系の香りも感じられます。
まず、初めに搾りたてのオレンジジュースのようなシトラス系ノートが来て、徐々にリンゴジュースの香りとなり、すぐにアーモンドフレークと軽いバニラの風味が加わります。
牧草のアロマが増し、花のテーマへと変化していきます。
1滴の水を加えると、甘い牧草の香りの中でバニラノートが仄かに増します。

〈味わい〉
テクスチャーは滑らかで心地良く、空気のように軽やかな味わい。初めはやや甘く、やがてシトラスの酸味が増します。
その後、フルーティーさが増し、リッチでまろやかなスタイルが嬉しい驚きをもたらす一方で、強いオーク系の辛みのドライさが徐々に増していきます。
ストレートでも水を加えても美味しく飲みやすく、水を加えると、辛みが和らぎ、最初の甘さを取り戻します。

〈余韻〉
長さはミディアムでリッチな余韻。ドライでスパイシーなフィニッシュです。少量の水を加えると、辛みが適度に制御されます。

グレンキンチーは、ローランド地方を代表する蒸留所です。この地域は、柔らかな水の恵を受け、大麦栽培に適した点が特徴で、スコットランドの「庭園」とも言われています。また、スコットランド最大級のスチルを用いた蒸留により、ライトかつフローラルな味わいをもたらします。
  • 57,090円(本体51,900円、税5,190円)