虎ノ門蒸留所 アブサン / 500ml 58.4%

青ヶ島の焼酎「青酎」ベースのアブサン。国産のニガヨモギを蒸留&浸漬。

蒸留を四年ほど続けていると、当初つくったもの変わってきてるなぁと感じることがふとあります。
試行錯誤をしながら良いものを目指していることに起因していると思いますが、今回のアブサンも、辰巳さんとつくった一年目の頃のものと比較するとその違いを感じる一つです。
東京島酒であるベースの青酎は虎ノ門のアブサンの一つのオリジナリティ、癖が強く飲み手を選ぶようなその個性を、どれだけ生かしアブサンの魅惑的な甘み、苦味と合わせるかがこのお酒のテーマです。
ニガヨモギは山形の長門山河社、平さんのものを蒸留、浸漬と使っています。ニガヨモギの香り、苦味をバランス良く引き出すため、何度かに分けて状態を見ながら漬けこみましたが素材の良さを十分に出せたでしょうか、霊薬に至るにはまだ丹煉が必要そうです。

飲み方は食後にロック、または少し水を入れると香りが開いてきます。
夕暮れのGreen hourにソーダで割ってもライトに飲めておすすめです
  • 7,700円(本体7,000円、税700円)