いすみ市で育ったさとうきびを用いて作ったアグリコールラム。
「AGRICOLE=農業」の名前の通り、生産地の近くだからできる、収穫直後のさとうきびを搾汁し、新鮮な状態で発酵させることで、原料のフレッシュな風味と香りを引き出します。
モラセス（糖蜜）を使用した一般的なラムと異なり、近所だからできるフルーティで軽やかな口当たりと繊細な甘みが特徴的です。

ORはフランス語で黄金。
アグリコールラムをオーク樽で一年間熟成した、明るい琥珀色に色づいたライトなラムです。
こちらはアルコール度数は52%と高め。
柑橘やアーモンドのようなふくよかな樽香と強度のある味合い。ダイキリ、ボート・ドリンクなどのカクテルにも最適です。


ちなみに、絞った後に残る繊維質の残渣はバガス（bagasse）と呼ばれ、肥料や土壌改良材、またパルプに加工しバガスペーパーなどにも使われます。
私たちのバガスは、近所にある市原ぞうの国のぞうたちの餌に。
意外とグルメな象たちは、搾ったその日のバガスが好みだそうで、搾ったその日に持ち込んで、美味しそうに食べてくれました。