【製造元コメント】
mitosayaのある、房総半島のはぼ真ん中の何がいいかというと、様々な果樹が周りにあること。びわやなし、みかんやレモン、梅や柿など様々なフルーツが季節を通じて収穫期を迎えます。
そして忘れてはならないのがいちご。いちご栽培はハウスが中心で、GWまでは例年多くのいちご狩りの観光客で賑わいます。ただ、栽培においてどうしても出るのが過熟のいちご。流通を考えると出荷するには難しいものの、真っ赤に熟した品種も形も様々ないちごは、そのまま食べてもおいしく、加工品にも最適のものです。
mitosayaから大多喜の高梨農園と私たちの距離は車でわずか10分ほど。シーズン中、数日ごとに訪れ、真っ赤ないちごを引き取らせてもらいました。
柔らかな実をかごに入れて引取り、やさしく潰しタンクに入れます。徐々に増えていくタンクの中は、先に入っているいちごのおかげでスムースに発酵が進みます。
香りをストレートに取り出したく、一部はいちごをライススピリッツ浸漬後に蒸留しブレンドしました。
摘みたてのいちごのあの芳香が透明の液体に満ちている不思議を、小ぶりのグラスでお楽しみください。