■飲む香り
香りの源は五つ・カルダモン・ジンジャー・レモン・バニラ・コリアンダーシード
それぞれに明確な役割があります。
爽やかな香りはカルダモン、味わいの核となるジンジャー、丸い酸味の国産レモン
甘味で奥行きとボリュームを出すバニラ、それぞれの橋渡し役となるコリアンダーシード。
一つ一つがストレスを感じることなく適材適所を担うことにより上品で嫌味のない香りが生まれます。
■テーマ
「奇を衒わず真っ当に　草根木皮それぞれの　譯をくみとりととのえる」
（きをてらわずまっとうに　そうこんもくひそれぞれの　わけをくみとりととのえる）

奇抜なアイデア、珍しい素材を使うだけではなく、目的の香りを出すために必要な、当たり前の仕事を行います。
香りの源はハーブやスパイスなど自然の物のみ。
素材（草根木皮）の個性を把握しそれぞれの力が100%発揮されるよう組み合わせを考えます。
それは香りを「作る」ではなく素材同士の個性を「ととのえる」ということ。
各々が100%の個性を発揮できる環境を整え最適な場所に配置することで自然と「美しい香り」がうまれます。
数の多さや複雑さ、又はいかに少ない素材で作るかではなく、必要なだけの素材で、バランスを重視する。
素材の「多さ」「少なさ」の美学ではなく、あくまでも美しい香りを出すために「必要な素材」のみで作り上げるということを考えています。
■楽しみ方
軸のしっかりとした香りを楽しむときはストレートで、
あえてぼんやりとしたい時は水割りを作る、
湯上がりの火照った身体には、氷をたっぷり入れたグラスにキリッと冷えた炭酸水と草譯を合わせて爽やかさを味わい(冷たすぎるのが苦手な方は氷無しでも)、
就寝前にはオンザロックで。時間と共に変化する香りを身体に溜め込む。
生活のどのような場面でもお楽しみいただけます。

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